はじめに
この話は、今から10年以上も前の2007年の頃の話です。
現在、コロナウィルス感染症拡大防止の観点から多人数でのイベントなどを自粛せざるを得ない状況により、結婚式などを中止せざるを得ないという話を耳にする度に、胸が痛くなります。
そんな中でのこの話を書くのを悩みました。
そんな状況の中で悲しい思いをされている方々を無視しての事では決してありませんので、どうぞ温かい目で見てやって下さい。
💖初めての結婚式は都内のホテルウェディング形式に決めた!
いよいよ結婚式当日の準備です。
結婚式で演奏する曲は決まったから、
今度は式場選び……。
結婚式の規模……。
結婚式内容……。
他にも決めるべき事は盛り沢山。
結婚式の準備は大変だとよく聞いていましたが、規模が小さければそんなに大変じゃないだろうと高をくくっていました。
大きかろうと、小さかろうと関係ないかもしれませんね。💦
そんな中で決まったのが、結婚式自体は30名程度で、9割が親戚にしようという事。
場所は、池袋のホテルで挙式も披露宴も行うという事。
ドレスやタキシードは、都民共済を使う事にしました。
2人とも都民共済に入っていたので、それを利用しない手はないと考えました。
💖結構な種類の会場と演出に迷いに迷いまくらないためには強い意志が必要
当日の打ち合わせに入ってみると、スタンダードな流れは勿論のこと各種オプションが星の数ほどありました。
披露宴中の生演奏や、ビデオ撮影に関してはあえて選択しませんでした。
理由としては、
実は生演奏の部分は自分達で提供するという自負からです。
後は、
ビデオ見ないよな~
見せられた側の身になって考えてみると……😅 辛いな~
といった観点から生演奏と当日のビデオ撮影は断りました。
まあ、安価ならばひょっとしたらお願いしていたかもしれませんが、
生演奏に10万円以上、
ビデオ撮影は30万円以上
でしたからね………😑
なので、
披露宴で使用するBGMは、式場で使用可な一覧表をブライダルコディネーターさんから見せてもらい、自分達で選曲しました。
当日の式の流れに合わせて、クラッシックをベースに選曲作業をしました。
当日の事を思い浮かべて、想像しての選曲はまさにDJ気分でした。
※でもひょっとしたら、音楽の使用権とかの関係で、今では許されないかもしれませんね。
💖新郎新婦からしかけたサプライズのゆくえは!?
結婚式の披露宴といえば、友人の余興が付き物ですが
私達の結婚式は、ほとんどが親戚の人を呼ぶ予定にしていたので、
その枠に私達のサックス演奏を組み込みました。
しかも!?
サプライズで😁
当日、出席者が親戚ばかりの中で、友人枠で出席してくれたのが、妻と私の共通の友人数名と私達を教えてくれているサックスの先生でした。
なので、本人たちがサックス演奏する事は、サックスの先生しか知らない事になっていました。
元吹奏楽部の妻はともかく、私は楽器をやったこともないし、
ましてやそんな家柄でもないし、
誰も予測出来なかったみたいです😜!!!
当日、楽器は会場に飾られている花やきれいな食器などが飾られている装飾スペースに何気なくおいておくという演出に始まりました。
ウエルカムボードも自分たちで用意しました。
式場で案内されたウェルカムボードにあまり魅力を感じなかったからです。
インターネットで書いてくれる人を探して、自分達の写真を送って
それを基に書いてもらいました。
そして、それを自分達で選んで買ってきた額縁に入れて、当日のウェルカムボードとして披露宴会場の入り口に飾りました。
総額で5千円そこそこだったと思います。丸ごとどこかにお願いしたら、2万円以上はしそう……😥
式前日から当日にかけては、式を挙げるホテルに宿泊しました。
両方の両親も一緒に泊まったのですが、前日の夜もサックスの練習をしに近くのカラオケ店に行きました。カラオケ店の場所は事前にチェックしておいたので探し回る事はありませんでした。
両親から「どこに行くの」と聞かれて、
「ちょっとカラオケに」とだけしか答えてなかったので、
「式の前日に何をしているのか!?」と思っていたそうです。
まあ普通はそう思いますよね。
因みに、10年以上経った今でもよく言っています。😅
💖そんなこんなで、迎えたアットホームウェディングの当日
結婚式が始まる前に楽器を披露宴開場に持っていき、直ぐに吹ける状態にして飾っておきました。
そしていよいよ本番です!
最初はホテル内に設置されている教会で式を挙げました。この日は奇跡的に晴れた日でした。予てより近づいていた台風が危険視されていたのですが、見事に晴れて予定していたバルーン飛ばしも出来てハッピーな挙式が出来ました。
そしていざ! 披露宴へ
DJ気分で選んだ曲に合わせての入場から始まり、ケーキカットや来賓にお言葉を頂いたり、お色直しがあったりと何のトラブルもなく時は過ぎ、
いよいよ演奏の時です。
「新郎新婦からサックス演奏です」と
司会の人が言うと、驚いた顔や
「やめとけ、やめとけ」という軽い野次が飛んでました。😅
早速、私達は会場飾ってあるサックスを手に取って、
今まで私たちが座っていた席の正面へ立ちました。
緊張していて記憶があまりありませんが、途中でどこを演奏しているか分からなくなり、数小節、私のパートは無音に………💦 途中からなんとか合流して事なきを得ました。
私はサブパートで、メインの妻が吹き続けていたので、先生以外は気付かなかった模様です。私はサブパートで、メインの妻が吹き続けていたので、先生以外は気付かなかった模様です。
あとで先生からは「よく戻ってきた!」と言われました。
🎵以降、人前では吹いていませんが、これが私のサックス人生のスタートでした。
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